昨年4月にベンチャーキャピタリストに転身以来僕は次のユニコーンを見つけるため日々様々な企業に対する投資検討をしている。
検討を行う際、ベンチャー企業の創業者とインタビュー形式でコミュニケーションを取ることが多いが、彼ら彼女らの夢に対する純粋さ、リスクを恐れない姿勢に対して常に尊敬の念を覚えている。投資家としての立場から、ベンチャー企業の商品・サービスの優位性、市場規模や将来性、事業計画を偉そうにヒアリングするが、キャピタリストとしての経験を積めば積むほど結局はサラリーマンの域を超えない自分と起業家の距離感を感じていた。
そんな事をぼーっと帰宅の電車で考える中、電車の広告で東京都主催の起業家育成コンテストTokyo Start Up Gateway (TSG)の広告を見つけ、コンテストに応募した。こういうイベントに応募することはあまり無いが、資料作成等が必要ない400字でやりたい事を表現すると言う気軽だからチャレンジする事に決めた。
僕は書類選考は無事パスしたものの、その後の二次審査に進む過程で落選した。二次審査では、ビジネスの概要に加え、事業計画や自分のプロフィール動画を撮ることが求められた。こうした事もあり結果には失望したが、起業を考えるきっかけが出来た事は大きな収穫だった。
TSGの公式ホームページは以下より見れます↓
東京発・世界を変える起業家とビジネスを輩出するスタートアップコンテスト | TOKYO STARTUP GATEWAY 2022