国際ベンチャーキャピタリスト 奮闘史

新米ベンチャーキャピタリストが投資を通じた新興国の資本市場活性化に奔走するブログ

キャリアチェンジ

ここ一年余りブログを更新していなかったが、これには理由がある。実は去年の3月の異動で、会社の企画部門から子会社の投資会社に転籍していたのだ。

業務内容としては東南アジアの新興国スタートアップ企業への投資と経験のない分野であった事から色々な壁にぶつかり、ブログの更新を行う余裕がなかったのである。

僕のキャリアを少し振り返ると入社以降、財務・リスクマネジメント、そして直近まで企画部門で業務経験を積んだ。

キャリアチェンジの過程で大切にしていたのは連続性だ。財務部門では財務三表を通じて会社経営を理解する事に努め、リスクマネジメントでは金融規制対応を通じて会社のリスク・リターンモデルやガバナンスについて学んだ。企画部門では会社の主に海外拠点の経営戦略の策定を始め、東南アジア諸国潜在的提携パートナー探しや本ブログ執筆のきっかけとなるミャンマー人留学生支援を行い東南アジア諸国に対する理解や興味を深めた。

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投資部門への異動は希望したものだ。ミャンマー人留学生支援を通じて、資本市場活性化におけるベンチャーキャピタルやアクセレレーター の役割に興味を持ったのだ(別途このエピソードについては執筆予定)。

30代中盤でフロント部門に異動する事は勇気が必要であり、現在進行形で苦労が多いが、東南アジア諸国のスタートアップ経営者に対し、投資資金だけでなく、自分の経験を共有しバリューアップに貢献できるベンチャーキャピタリストになりたいと思う。

本ブログの方向性については僕のキャリアチェンジもあり若干の方向転換を行う予定だ。業務等を通じて培った自分の経験が少しでも読み手の皆様に“気づき”を提供できたらと感じる。